令和7年度 全社研修会を開催しました! 〜外部講師による特別講演と安全文化の共有〜
オーディフグループでは、令和7年8月1日、県内各事業所から約600名の従業員が一堂に会し、全社研修会を開催しました。
本研修会は、給食の安全・安心の確保や従業員同士の情報共有、スキル向上を目的に毎年実施しており、今年は外部講師 田中延子先生(株式会社オフィス田中 代表取締役)をお招きして特別講演を行いました。
田中先生は、長年にわたり学校給食や集団給食の現場に携わり、自治体・学校・給食センターなどでの衛生管理指導や人材育成、運営改善のコンサルティングを行ってこられた給食衛生管理の専門家です。全国各地で講演や研修を行い、実践的で現場に寄り添ったアドバイスに定評があります。
今回の講演では、「学校給食の衛生管理について」をテーマに、衛生管理の現状と課題(人手不足や形骸化したルールなど)を整理し、安全と美味しさを両立させるための視点や改善策について具体的に提言されました。
参加者からは、「現場ですぐに実践できる内容が多かった」「改めて基本の大切さを再確認できた」といった感想が多く寄せられ、全社的な意識向上に繋がる貴重な時間となりました。
1.開会のことば
村野 勝子(代表取締役社長)
▶ 全社として安全・品質に取り組む重要性を再確認する開会の挨拶。
2.基調講演『学校給食の衛生管理について』
田中 延子 氏(株式会社オフィス田中 代表取締役)
▶ 衛生管理の実態と課題(人手不足・形骸化したルール等)を整理し、安全と美味しさを両立させる給食のあり方について提言。
3.(休憩)
4.特別報告『南天 Okinawa 給食センターについて』
村野 勝子(代表取締役社長)
▶ 新設「南天センター」プロジェクトの全体像を紹介。衛生・省力化を重視した設備構成や今後の展望を報告。
5.発表『現場力でつくる!オーディフの安全文化』
オーディフ安全衛生委員会メンバー代表
▶ 熱中症・転倒防止・機器事故対策・切創事故対策など、現場の具体的な改善事例を共有。安全文化を「見える化」「習慣化」する実践内容を紹介。
6.発表『“職”と“食”でつむぐ はごろもの日々』
比嘉 大志(主任)・伊禮 翔子(栄養士)/はごろも学校給食センター
▶ センター立ち上げの振り返りインタビューと、現場づくりへの取り組みを報告。人材育成、マニュアル整備、管理職間の会議、職場環境改善などを実施。
7.スライド企画『オーディフグループの調理現場めぐり』
▶ 各事業所の取り組み・現場の工夫を写真で紹介。現場で働くスタッフの様子と努力が伝わる構成。
8.閉会のことば
與那嶺 保(常務取締役)
▶ 閉会のご挨拶と総括。安全・品質向上に向けた今後の取り組みへの期待を込めて締めくくり。
今年の研修会は、昨年に続き給食の安全・安心をテーマに据えつつ、新調理場の紹介や安全衛生の取り組みなど、多角的な内容で構成しました。
参加者からは「現場ですぐに活かせる学びが多かった」「他事業所の工夫を知ることで刺激を受けた」といった声が寄せられ、全社的な安全文化の定着と意識向上に繋がる有意義な時間となりました。